アクティビティ

衆院選挙制度に関する各党協議会に出席

各党協議会に臨む斉藤鉄夫(左端)

 与野党は1日、国会内で、衆院選挙制度に関する各党協議会(樽床伸二座長=民主党)を再開した。協議では、野田佳彦首相が2月29日の党首討論で、「1票の格差」是正を「最優先の課題」と表明したことについて、従来の民主党の方針との整合性を問う声が相次ぎ、樽床座長が来週の協議会で民主党の正式見解を回答することになった。公明党から東順治副代表(党政治改革本部長)と斉藤鉄夫幹事長代行が出席した。

 席上、各党は、首相が同月23日の衆院予算委員会で、閣議決定した社会保障と税の一体改革大綱に「衆院議員定数80削減」を明記したことについて「より慎重な態度で臨む」と陳謝したにもかかわらず、「党首討論で違うことを言っており、(見解を)統一すべきだ」と表明。東副代表も「格差是正は大事だが、(制度改革、定数削減と)同時決着すべきだ」と述べた。

 樽床座長は「予算委の首相発言を重いものと受け止めている」と応じた。

【公明新聞より転載】